産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

産休中の妊婦と産休中だから気づけること(徒然駄文)

パンケーキを食べた。

 

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平日昼間からのんびり一人でパンケーキを食べてるあたり、産休感ありますね・・・。

 

1日予定もなく家にいると気が滅入ってしまうタイプなので、何もない日はひとりでご近所のきになるカフェ探索やスーパー開拓、図書館に行くなど、なにかちょこちょこ出かける用事を作ろうとしている。今はまだ近場であれば出歩ける体調なので気を保っていられるが、生まれた後子供と家でじっとしている時期は大丈夫かな自分・・・。その頃にはその頃でもう忙しくて、違う精神状態になっているだろうか。

 

今住んでいるあたりは昔も3年ほど住んだことがあるけど、引っ越してきてからのこの二週間のほうがよほどお店や行ってみたいところなどを開拓している。働いていた時はすっかりいろんなものを見逃していたなあ。

 

以下、今日の読書記録。宮下奈都さんエッセイ「はじめからその話をすればよかった」を読んだ。

www.j-n.co.jp

 

宮下奈都さんの本は今まで手に取ったことがなく、いきなりエッセイから入ってしまったけど、すんなり読むことができた。宮下奈都さん自身が子育てをしながら小説を書く人で、このエッセイ集ではすくすく育つ子どもたちの様子がたびたび描かれていた。ただ宮下奈都さんの作風などを理解しないまま読んだのですべてのページを読み切ったわけではなかった。エッセイっていろんな本を読んだ上で読むと作家の背景とか信条とかがわかって面白いけど、あまり知らない人の本だとそこまで入り込めないと思うこの頃。

 

それでも特に刺さったのは、母として、そして主婦として日々を生きる中での宮下さんの暮らしや考えてあることが丁寧に書かれていた部分。大学で哲学専攻をしていた若い頃はもっと難しい本を読んで、さらにその中の話を自分ごとのように深く捉えていたけれど、大人になるにつれてそういった古典に手を出さなくなったということが触れられていた。だから若い人はもっと本を読みましょう、と。わかるなぁ。自分も十代の頃は哲学だのなんだの固めの本を読んでいたけど、最近手に取るのはまず文庫本ばかりだし、エッセイや小説などサクッと読めるものばかり。頭を使うのが疲れているのだと思う。多分10代には10代の感性で読む本があって、感じるものがあって、そして今なら今で違うんだろう。

 

今までは見逃してしまっていたものも、妊娠中、産休中の今だからゆっくり触れられるものがある。地域のお店然り、映像作品然り、読む本も然り。前ブログにも書いた「そして父になる」みたいは映画は、情緒あふれる作品ではあるが淡々としているため、多分しばらく前だったらつまらないと思って途中で見るのをやめてしまっていたかもしれない。きっとこれからも子供が育つに連れてどんどん自分の考えや体も変わっていくのだろうし、今だから感じられるいろんなことを大切にしておきたい。

 

正直、妊娠していても働いているころは生活のリズムに大きな変化はなかったし、自分が変わったなあと感じられるのは産休に入ってからだと思う。特にここ二週間ほどは毎日のんびり過ごしており、産院で習ったマタニティヨガを家で一人でやったり、ちょろちょろ近所をお出かけしたり・・・いわゆる妊婦らしい生活を送っていると思う。体が硬くてせっかちな私がヨガを楽しめるようになるなんて!!自分でも驚いているけど、陣痛や出産が近づきいろいろ恐れが大きくなる今、呼吸の勉強にもなるし続いている。

 

Youtubeで観れるこのメグミヨガさんの動画が結構好きです。

www.youtube.com

 

この、のんびりとした日々も後どれくらい続くだろうか。このブログも暇つぶしで始めたけど、産休中はこんなことを考えていたといういい備忘録になるので、だらだらとまとまりのない内容ばかり書いているけど、思考を綴っておくにはいいのかもしれないなと思いました。まる。