産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

復職して1年

7月が終わる。

 

昨年7月に育休から復職して1年。あっという間だったなぁと思う。

 

ちょっと振り返ってみようかと思いブログを書こうとしたが、あまり考えがまとまらない。あえて一つ感想を言うなら、育児と仕事の両立は産前に心配していたほどキツくはなかった、ということ。もちろんこれはたまたま自分が職場や家族に恵まれたからで個人の感想ではあるが、育児にネガティブなニュースばかり流れるインターネッツに毒されていた産前の私に、そこまで心配しなくていいよ、なんとかなるし、なるようにしかならないよ、と伝えてあげたい。

 

昨年半年は元の仕事のペースに戻そうと一生懸命だった。産前と同じポジションに戻してもらったこともあり、社内の人やお客さんは顔見知りだったのでやりやすく、思ったよりも育児と仕事両立できるじゃん、という感じだった。

 

今年に入ってからは職務変更やら異動やらで半年ほどかなり宙に浮いておりかなり家庭にリソースが割けた。息子が熱を出したときにはだいたい休みは私が取れるレベル。流石に後半からは仕事がやっとアサインされて、今は忙しくしている。担当のお客様が東京圏外に所在しており、基本リモート+出張でこれから担当していくのだが、地方のお客さんをこんな風に担当できるとは思ってなかった。地方担当は転勤が伴うものだと思っていたし、子持ちは出張なんて無理だと思っていたから。でもコロナでリモートが当たり前となりお客さんも自然に受け入れてもらえるようになったことで可能性が広がった、のだと思う。こんな働き方ができると思っていなかったので、つくづくやって見ないとわからないものだと思う。

 

結局最初にも書いたけど、なるようにしかならない。出産してからも仕事のペースは落としたくない!とかガチガチに考えていても、仕事のペースは自分だけで決まるものじゃないし、担当だってそう。そしてやるべき道が決まったら、あとは自分のリソースをできる範囲で活用して頑張るだけ。できないものはできないし、なるようにしかならない。体力も時間も有限なので子供に構ったあと仕事ができない日もある。熱で子供が家にいて仕事ができない日もある。夫に預けて仕事に集中する日もある。できないことを嘆いている時間はなくなる。開き直って前に進んでいくだけ。このへんは自分の肝が座ったのかもしれない。座らざるを得ないというのもあるけど。細かいことを気にしていてもきりがないので、結果と行動で返していくだけ。よくドラマにあるような、ワーママは時間に追われて仕事も満足行かなくて…みたいなピリピリした未来を想像してたけど、たしかにそんな日もあるかもしれないけどそんなメンタルでは毎日が続かない。毎日仕事して子育てする日々を続けていくには、鈍感になるしかない。それでもできる範囲でやることをやっていく。自分に言い聞かせている面もあるけど、復職一年後の今の気持ちはそんな感じ。