即位礼正殿の儀でお休みの今日一日。
夜友人とご飯の予定が入っている以外暇だったので、昼間はだらだらと動画を見ていた。
最近ハマっているのは阿部寛のドラマ。
今シーズンは「まだ結婚できない男」を見ている。
Amazonで2006年の「結婚できない男」を見たところ面白かったので、今シーズンの続編を見始めた。
元から阿部寛がすごく好きというわけでもなく、ネットのネタで、阿部寛の公式サイトがとても軽いという程度の知識しかなかった。
でも、結婚できない男で阿部寛が演じる建築家の桑野は、偏屈ながらも人情味あふれる部分があり、とても可愛く見えたので好きになってきた。
ただ、2006年のドラマなので時代を感じる。
やたら髪の量を梳くウルフカット、目の下をやたら白く強調するアイメイク… 中高時代にこんな感じのファッション流行ってたなーという感じ。
また考え方自体もちょっと古い。タイトルが「結婚できない男」なので、阿部寛の母親や妹役が、結婚しないのか子供はまだかと、そこをネタに催促するのはまぁお約束としても、もし阿部寛が結婚していたら母親は阿部寛とお嫁さんと同居できたのに…と妹が何度も言う下りはよく理解できない。何故結婚していたら母親が同居できるのか?女手があるから?母親役が阿部寛と一緒なんて嫌、と拒否してるのが痛快ではある。
今やっている「まだ結婚できない男」は、53歳になった桑野を阿部寛が演じているわけだが、このコンプラにうるさくなった時代どこまで独身ネタでいじるのか、そして桑野が引き続きおひとりさま人生を楽しんでいる様子が見たい。
阿部寛の出演作をさらに遡って、「アットホームダッド」もAmazonで今見ている。
2003年のドラマだが、バリバリの広告マンを演じる阿部寛が、リストラのため専業主夫になり、妻を演じる篠原涼子が働きに出て、阿部寛が家事に育児に奮闘する…という話。
隣人の専業主夫役を宮迫が演じていたり、川島なお美が出演していたりと、またこれも時の流れを感じさせるドラマではあるが、2003年の割には進んだ内容をやっていたよな〜と感じる。
男が家にいるもんじゃない、という話を周りから散々されたりするが、それでも自分のこだわりやプライドを捨てずに頑張る阿部寛が健気でかわいい。あと娘役の子もかわいい。宮迫もハッといい台詞を呟いたりする。
それでもまだジェンダー感に時代を感じるのは、この頃はまだ共働きはメジャーじゃなくて、夫婦どちらかが稼ぎ手として一家を担う考え方の方が主流だったからだろうか。
2019年の今、むしろ専業主夫というのは珍しいような気がする。
篠原涼子演じる妻も、最初は夫のピンチを助けるために外に働きに出るトーンだったのが、仕事の面白さを感じ始めて働き続けたい・・・となっても、夫にはそれを言い出せていなかったり・・・子供も幼稚園に通っているから、そう簡単にじゃあやっぱり共働きで、とはいかないのかもしれないけど。
まだ最後まで見ていないので最終的に家族がどういう形になっていくのかが楽しみである。
明日もだらだら動画を見てしまいそうである。
産休中の目標にしてた勉強系が手付かずなのでそろそろなんか前向きなことはじめたいな…