産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

入院生活4日目 ファンクラブ結成

朝6時半、泣き声とともに目覚める。

 

まだ眠いんだけどな…という気持ちを赤子は許してはくれない。ギャンギャンと高まる泣き声。のそりとベットから起き出して乳を差し出す。少し飲んで足りないのかまだ泣き止まない。ナースコールを呼んでミルクを足す。やっと落ち着く。今朝も熱はなくお腹が満たされた後はご機嫌。前日の夜は四時間ほどまとまって寝てくれた。入院当初よりもだいぶいつもの睡眠サイクルに戻りつつある。

 

毎回ミルクをお願いする度に、看護師さんがかわいいね〜と言ってしばらくニコニコみていてくれる。ナースステーションではファンクラブが結成されつつあるらしい。なんと嬉しいことか。特に人数が必要なわけでもないのに、三人くらい看護師さんが来てカワイイね〜とキャイキャイ触れ合って帰っていくこともある。癒しスポットになっている。

 

午前中に尿の採取と血液検査をする。入院も4日目となると、持ってきた本も飽きたしケータイも見尽くしたしでだいぶ持て余してくる。だらだらと昼寝したり、ほとんど何をしたか記憶がないまま時間が過ぎていく。

 

午後、主治医の先生から血液検査の結果と今後の治療方針について説明。薬投与前と比べてかなり症状は良くなったとのこと。いったん薬の投与を少なくして様子を見ると。週明け月曜に再度心臓のエコーをみて、問題なければ今度は薬を止めて更に様子を見て、その後来週あたりに退院できる目処が立つかもしれないとのことだった。やっと少し目処がついてきてホッとする。ただ、急速に症状が悪化し、急速に回復しているので、またぶり返す可能性はあるとのこと。このまま良くなるよう祈るばかりである。

 

点滴も常時するのではなく、一日に三回だけ投与することになったので、今夜からやっと両手が管に繋がれず自由になった。心拍を確認する器具などは相変わらず付いているので、早くいろんな機械が取れると良いのだけど。

 

明日から週末の間、付き添いを夫にバトンタッチ。私は一旦家に帰る。思えば産後、息子と完全に離れて一緒に過ごさない夜は初めてである。このご時世なので何かができるわけじゃないし、息子には申し訳ないけど、少しだけ解放感。ウーバーイーツで何か頼もうかな。久しぶりに一人でゆっくり休みたいと思います。