産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

入院日記9日目 その赤子はVIP

入院してもう9日が経つのか。一時夫と入れ替わったとはいえそろそろ疲れてきた。おうちに帰りたい。 

 

今朝は6時に泣いて起こされる。入院暮らしで6時起床9時就寝の超健康生活リズムになってしまった。継続できるかな。朝のうちに窓を開けて空気を入れ替える。病室からはスカイツリーが見える。

 

昨日点滴も無事に取れたことから、午前中に息子にとって一週間ぶりの入浴。今まではタオルで体を拭くだけだった。湯船にお湯をはってもらいお風呂に入る。生まれたばかりの頃はお風呂が嫌いだったのかギャン泣きだったけど、最近はニコニコ笑うように。今日のお風呂は久しぶりで感覚を忘れていたのか終始真顔だった。息子の入浴後、着替えを看護師さんにお願いして自分もお風呂に入る。お風呂から上がってナースステーションに迎えに行くと、五人くらいに囲まれた輪の中に満面の笑みで愛想を振りまく息子がいた。VIP待遇であやされていた。よかったね。こんなに小さい入院患者は珍しいからか、とにかく可愛がられている。

 

午後主治医の先生が面会に来てくれた際、退院を金曜にできないかと少し相談。金曜朝に熱がなければ良いですよとのこと。やったー。辛いのは息子であることは承知の上だけど、自分もそろそろおうちに帰りたい。入院していると看護師さんが息子を可愛がってくれたりと楽しいことも多いけど、やはり家が恋しい。前出産で入院していたときには、家でちゃんと赤ちゃんを育てられるかが不安で帰りたいけど帰るのが不安という気持ちだったけど、今回はひたすら帰りたい。息子はどう思っているのかな。今日の昼間はぐずる時間が長かった。縦に抱っこしていないととにかく機嫌が悪く、グズグズしている。薬が減ったことでまた体調が変わって調子が悪いのか、それとも同じように家に帰りたいと思っているのか。自分がいる場所は家じゃないことくらいはわかっているのかな?それもわかんないか。

 

可愛がってくれている看護師さんに、まだ帰らないで欲しい〜と言ってもらえるととても嬉しい限りなのだが。今回の入院で思ったのは、子育てに関わってくれる人は多い方が良いよなーということ。家で家族で引きこもっている中、病院で看護師さんといろいろ話すのがかなり気晴らしになり、また息子のかわいいところや特徴をいろいろみてもらえて、ああ自分は人との会話に飢えていたんだなと思い知った。また子供のことは抱え込むよりもいろんな人に話を聞いてもらったほうが良い。泣き続ける息子に自分ではイライラしてしまっても、看護師さんが泣く顔もかわいいねと言ってくれれば少しは救われる。予定では6月から保育園で、自分の手を離れてしまうのが寂しいなと思っていたけど、息子に関わってくれる人が増えるのはきっといいことなんだろうな。まぁこの緊急事態宣言の最中、登園自粛を求められているのでいつから行けるかはわからないけど…。子育てに関わって狗れる仲間を増やしたいな、と思いました。