産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

入院日記11日目 最後の夜

朝6時、いつも通り泣き声と共に起床。授乳。ご機嫌戻る。

 

午前中、血液検査があるとのことで一度看護師さんに連れて行かれたが、前回の結果ですでに回復と言える数値になっていたのでやっぱりなしになる。

 

やることもなくなってきて、読み聞かせをしようとYoutubeの動画を一緒に見たりしてだらだら時間を過ごす。ちょうどそのタイミングで主治医の先生が来てしまった。あまりの手抜き育児加減を見られてしまい慌ててタブレットの電源を落としたけど、先生は何見てるの〜?今時の子は少しはそういうのに触れさせた方がいいよ〜と好意的。診察している時も、5〜6歳児になると、パソコンのディスプレイを触りたがって、動かないとこれはおかしい!というんだとか。タッチパネルが当たり前なんだろうね。確かに今のこの学校に行けないご時世、遠隔授業といってもパソコンに触れたことがあるなしで全然感覚が違うだろうし、今後の世代を担う彼らには新しいものはどんどん触ってもらった方がいいのかもしれない。しかしやりすぎもダメだろうし…どうやって線引きしたらいいのやら。赤ちゃんのうちはまだこちらがコントロールできるけど、自我が出てきたらもっといろいろ困るんだろうな。

 

夕方夜勤の看護師さんがやってくる。可愛がってくれていた人だったので、今日が最後の夜だね、寂しくなるね〜と声をかけてくれる。看護師さんと離れるのが私も寂しいなぁ。息子は何もわからずいつも通りニコニコと愛想を振りまくだけ。君はいいなぁ。もう少し大きくなっていたら人見知りしたんだろうか。誰に対しても平等な笑顔を振りまく赤子は、みなをメロメロにする罪深い存在である。元気に退院できますように。