産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

第二子出産しました

今朝産まれました。母子ともに健康です!

 

前回のブログで37週4日で前の妊娠期間を超えた!無痛分娩がしたい!なんて書いてたのは壮大なフラグだったのだろうか…。結局夜中に生まれたので計画無痛はできませんでした。

 

37週6日で無事生まれてきた第二子。私の妊娠期間は37週を超えられないジンクスでもあるのでしょうか。

 

以下、備忘録として出産の流れを書いておこうと思います。

※生々しい描写があるので要注意です。

※計画無痛分娩ができなかったことへの悲しみが深めです。

 

金曜夜。安静も解除されたので久しぶりに外食しようと近所のファミレスで夕ご飯を食べた。息子と3人での最後の外食だね〜なんて話してた。

 

息子を寝かしつけながらいつも通りお腹が張ってきて横になる。夜になるとお腹が張るのは毎日のことだったので仕方がないと思っていたものの、何となくいつもより痛い。三連休を乗り越えれば計画無痛分娩ができるのに、まさか産まれないだろうかと不安になる。

 

23時ころ、規則的な張りがやってくる。でも前駆陣痛もこの間あったからなぁ…と思いつつ測ると10分間隔。続くようなら病院に行こうと思って一旦寝ようとするも痛すぎて寝れない。トイレに行ったら真っ赤なおしるしが確認された。ああこれは産まれるやつだ…と覚悟して病院に電話し、陣痛タクシーで病院に向かう。計画無痛予定だから陣痛タクシーは登録いらないかな、と思ってたけど登録しといてよかった。。夫は上の子がいるので自宅待機せざるを得ず、ひとり病院へ。

 

午前0時半、病院についてからは痛みが増してきて、子宮口も5センチとのことで即入院になる。「これって産まれちゃうやつですかね…?」と助産師さんに聞いてみると、「ご自身でも相当痛いですよね?多分生まれると思います…」と気の毒そうに返された。この時点で無痛の希望は潰える。まあ元々できたらラッキーくらいのつもりだったのだから仕方ない、産むしかないと腹をくくる。一人目のとき耐えられたんだからいけるっしょという根拠のない自信が謎にあった。

 

午前1時半ころ、このあたりからかなり陣痛が辛くなってくる。夫に「朝までには生まれそう」とラインしている。まだ助産師さんと雑談する余裕はあった。

 

午前2時半、あまり記憶がないが立ったり座ったりでどうにか痛みを逃そうとしていた。このあたりから助産師さんが付きっきりになり、そろそろ生む段階かな!?と内心期待する。夫に「まだかなー 痛い」とラインしている。朝起きたら生まれてた!!とならないようにちゃんと痛いアピールをしなくてはと使命感に駆られていたらしい。

 

午前3時くらい、分娩台に登る。このあたりも記憶がないけどめっちゃ痛かった。なんかすごい痛かった。なんで無痛にできなかったんだろうって何回も思ったけどもうちょっとで生まれるよ!って助産師さんに何回も励ましてもらったので、あとちょっとなら頑張る…!!とどうにか心をおらずに頑張った。

 

午前3時半くらい、痛いぃ!引っ張ってください!赤ちゃん早く出てー!足攣りました!いたい!あたりをずっと叫んでいた記憶しかない。いきんで!!と言われていきむも痛くて何がなんだかもうよくわからない。股にすごいでかい何かが挟まっていてめちゃくちゃ痛い。お医者さんや助産師さんがバタバタと何人かに増えたあたりで、ちゃんと足の方を見て!と言われて、仰け反らずにうぉーって感じで何回かいきむ。(もうこの辺なんて書いたらいいかわからない)ドゥルンと生暖かい間隔が股を通過する。その瞬間へその緒で繋がった紫色の赤ちゃんが出てきて、ほぎゃー!とすぐに元気な産声を上げた。すごい、へその緒でまじで繋がってたんだな…と感動する。前回のお産のときはそこまで見る余裕なかった。

 

戦いを終えて赤ちゃんを胸の上に置いてもらい股の処理を医師の先生がしている間、そういえばと思って、胎盤がみたいです、と言ってみる。これも前回見れなかった。助産師さんにあっさりいいよー、と言ってもらえる。お腹を押したりしてまた何かがドゥルンとでたタイミングで、これが胎盤だよ、と見せてもらったそれは、赤ちゃんよりも大きな真っ赤な臓器だった。赤ちゃんはあれに守られていたのね…グロテスクだったが自分の体の臓器?を見ることってなかなかないと思うのでちょっと感動した。面白かった。

 

その後は2時間ほど分娩室で横になる。寝てくださいね、と言われたけど産後ハイになってしまって全く寝れない。赤ちゃんは一緒にいたのでふえふえずっと泣いていた。小さいなぁ。第一子が生まれたのが約3年前、すっかりこんなに小さかったことを忘れてしまったなぁと思った。

 

産後の気持ちとしては、第一子のときは初の子供だったからか、なんて小さなかわいいいのち…!!という恐れのようなものもあったけど、第二子はやはり余裕というべきか、やっと出てこれたね、これから頑張ろうぜ的な落ち着いた気持ちのほうが強い。そのうちホルモンのせいでまた乱高下するのだろうか。

 

夜中に生まれたので、夫は上の子と家に残らざるを得ず立会ができなかったけど、助産師さんがすっと近くにいてくれたので不安はあまりなかった。むしろ集中できてよかったかも。コロナで立ち会いができなくて孤独なお産…というニュースをよく見ていたけど、と赤ちゃんいるからひとりじゃないんだよな、とあたり前のことに気づく。でも出産がどれだけ大変かを伝えるためには立ち会いはあったほうがいいと思う(立ち会いの意義は色々あると思うけど私はそっち派)。

 

出産全体を振り返ってみると、第一子は病院に着いてから10時間、第二子は3時間ほどで産んでいるので、やはり体力の消費が全く違う。前回は満身創痍でまじでヘトヘトだったけど、今回はまだ少し余裕がある。痛みのレベルはどっちも同じくらいだけど、耐える時間が違うので助かった。でも無痛分娩だったらもっと余裕あったんだろうな…という恨み節はずっと思うことになりそうだ。先生からは安産だったし次は無痛できるといいね!!と励まされたけど多分次はもうないと思うんですよ。

 

とりあえず無痛分娩の麻酔代分が浮いたからなにか楽しいことをしようっと。そんなことを考えながら入院中はゆっくり過ごそうと思います。

 

久しぶりの新生児、お世話の仕方も何もかも忘れてるけど、ミルクの匂いに包まれてて本当に小さくて可愛いので堪能したい。