産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

退院しました

無事病院から退院し、自宅オペレーション開始しました。母子共に健康です。(←一度使ってみたかった)

 

病院に入院するのは小さい頃扁桃腺にかかって以来なので、もう20年ぶりか。小学校に上がる前にうっすらと一週間ほど入院していた記憶があります。今回、せっかくなので入院中の記録を留めておこうと思います。

 

入院生活は、赤ちゃんを育てるためのブートキャンプのような雰囲気だった。出産初日は新生児室で赤ちゃんを預かってもらい、体を休める。次の日からは10-20時の間は赤ちゃんと一緒でお世話。三時間おきに授乳。合間に毎日なんらかの講座をテキストを見ながら助産師さんが説明してくれました。授乳指導(おっぱいの上げ方)、調乳指導(ミルクの上げ方。ミルク会社の営業の人のプレゼンがうまかった)、沐浴指導(お風呂の入れ方)、退院指導(退院後の生活の注意や家族計画など。割と踏み込んだ内容に感じた)、などの指導。多分どこの産院もスタンダードに同じような内容をやっているのだと思う。自分がいた産院では夜は赤ちゃんは預かってもらえたが、最初から夜の授乳も自分でやる母子同室の病院だったらもっと大変だったと思う。

 

いろんな指導でとりあえず一通りの知識はついたものの、やはり新生児を前に戸惑うばかり。特に授乳関係は、おっぱいをどれくらい飲んでいるのか、ミルクをどれくらい上げていいのかなどわからないことが多く、助産師さんにその度に色々聞いてしまうし、正解がないから悩むばかり。赤ちゃんもおっぱいも生き物なので、その日の機嫌によってうまく行ったり行かなかったり。助産師さんも人なので、その人のアドバイスが合ったり合わなかったり。一度、このおっぱいは赤ちゃんに飲み辛いね、と言われたときには、なぜかすごく傷ついてその後ベットで号泣してしまった。産後メンタルやばい。他の人にはこんなによく出るおっぱいなんてパーフェクトですよ!などと褒められることもあり、ますます混迷を極める。家に帰ってきてからも、授乳に関してはいまいちよくわからないまま、母乳を与える→足りなければミルクを飲ます、というオペレーションをしているけど、ねえ一体どうしたらいいの!?状態。母乳だけで育てたい、などの意思があるわけでもないので、とりあえず母乳とミルクをあげているけど、そうすると母乳をあまり吸ってくれなかったりとまた細かい悩みが…。ただ混合でオペしていると、母乳はわたし、ミルクは夫と役割分担できるので、母乳後に夫に子供をパスすることで、一緒に育児できてとても良いなとは思っています。

 

というか母乳派とミルク派の対立がなんとなくあるのは産前からうっすらと認識していたけど(ツイッターなどで、赤子連れの外出の際、「母乳で育ててるの?」といきなりシニアなマダムに声をかけられると言った事案を見聞きする)、産後、自分もやはり母乳とミルクをどうしていくかで悩むことになるとは。。でも最初からスムーズにおっぱいが出て何も悩まず行く人ってのもいないだろうし、みんな最初は躓くところだよね、と思っている。というか子育てなんてこれから10000000回以上いろんなことで悩むだろうしいちいちひとつのトピックに悩みすぎて傷ついてたらダメだな!悩むのは仕方ないとしてもまあときが解決する時もあるだろうくらいでゆったり構えたいです。

 

やたら授乳についてこだわって書いてしまったけど、多分これも産後メンタルの一種なのか。産後クライシスという言葉が知られてきましたが、まぁたしかに産後はちょっとしたことで感情が左右されるので、これを自分だけで抱えるとなるとしんどいなぁというのは体感中。

 

とりあえず私にでている産後メンタルとしては、些細なことでなんでも泣いてしまう。でも今のところどっちかというと嬉し涙の方ばかりかも。子供を見ながらああいつか旅立ってしまうんだなと思って突然泣いたり(なんか毎日我が子見てると可愛すぎてこれで泣いてる)、夫からお疲れ様とメッセージをもらって泣いたり。どっちかっていうと産後鬱というより産後ハイなのだろうか。いずれにしてもホルモンの影響なのでコントロールは出来ないから、多少感情のブレがあっても受け止めていきたいです。

 

とりあえず入院中〜自宅帰宅までの暮らしは、そんな感じ。助産師さん曰く、自宅に帰ってしばらくはみんな興奮状態だけど、「魔の三週目」と呼ばれるフェーズがあるそうなので(疲れが出てくるらしい)また山場を乗り越えたらレポートしたいと思います。