出産したと報告するとこう聞かれることが増えた。
我が子は息子である。
そのため男の子であると答えると、男の子なら将来大変だね〜!と言われたり、元気だろうね〜!と返される。
そうだよね〜と返しているが、上記の会話は子供を産んでから不思議に思うようになったことの一つ。
新生児を育てていると、男の子か女の子かなんて生物学的な違いくらいしか特徴がなく、髪の毛もあまり生えてないし、ぱっと見では男か女かわからないことが多い。
そのうち育つに従って体格や趣味嗜好の面で差が出てくるのだと思うけど。
それでも男だからどうなるとか、女だったらどうなるとか、いろんな予言を言われる。
別に男か女か聞くことにたいした意味がないのはわかってる。社交辞令みたいなもんで、明日の天気は晴れか雨かくらいのテンションでとりあえず聞くだけだし、男だったら女だったらのくだりも、晴れなら暖かいですね〜くらいの話だ。
それでもふと自分が引っかかるようになったのはこの令和の時代の流れなのか。
表題の質問をしないとしたらどんな会話がいいのか。その赤ちゃん自体の特徴に注目してあげるなら、どんな子?と聞くのが良いのだろうか。でもそれを聞かれても戸惑うな。自分の子は全然寝ないタイプだから寝なくて困ってる〜くらいは言えるけど、いきなりそんな話しないだろうしな。しかも子供を育て始めた頃は他の子供と比較もできないので、その子の特徴というのがいまいちわからない。でも、特徴なんて比較したものでなくてもいいのか。
男だからこう、女だからこうじゃなくて、子供自身にちゃんと目を向けて、好きなものや苦手なものに向き合ってあげたいなとふと思った。
深夜の勢いでふと思ったことを書き留めてみました。