産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

産休中の妊婦と港区の恩恵(東京どこに住むべきか問題)

今日は白金台周辺を散策した。

 

東京庭園美術館や自然博物館、東京大学附属病院や今は港区の公共施設になっている旧公衆衛生院など、近所には文化的なスポットがたくさんある。

 

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展示品のステンドグラスがきれい。

 

今日のような秋晴れの中、産休中の妊婦がのんびり散歩するにはとても良い。

 

今住んでいる目黒〜白金台のエリアはいわゆる都心であり、アクセスもいいし、庶民的なスーパーもあるし、文化的な施設もたくさんあるし、評判のいい公立小学校もあるし、子供を育てるにはとてもいい環境だと思う。

 

ただ、このあたりでマンションを買おうとするとどうしても手が出ず、東京東側エリアに引っ越す。

 

元々最初に住み始めた時にも、夫と一緒に住む場所を決める際、子供ができる前に一度都心のオシャレな街に住んでみたいよね、というミーハーなコンセプトで選んでおり、自分たちにはちょっと背伸びした街だろうし数年で引っ越そうというつもりであった。

 

住み始めてみると意外に居心地がよく、どこにいくにもアクセスが便利なので、この辺好きだなあ、、、と思っていたが、もう少し広い部屋を借りようとするとどうしても予算オーバーになるので、引っ越しを決めた。

 

私も夫も地方出身なので東京に地縁はなく、どこに住むかに縛られることはない。それだからこそ、今後どこに住むべきかというのに正解もなく、どこがいいんだろうなとずっと悩んでいる。

 

東京東側にしたのは、予算、職場への近さ、二人とも東京東側に住んでいた経験がありある程度住環境がわかっていること、、、など総合的に判断して決めたけれども、正直子育てとなると一人暮らしをしていた頃とはちがう景色が見えてくるだろうから、この選択が正しいのだろうかと迷ってしまう。

 

区ごとの子育て世帯への支援の充実度とか、公立小学校の教育水準とか考えだすともうキリがないのかもしれないが・・・そういうことを考えだすともう港区最強なんじゃね?という話になる。港区は公立小学校のレベルが高いと聞くし、待機児童も少ないし、第二子の保育料無料とか、、ツイッター界隈で情報蒐集している限り(限られた意見ではあるけど)子育てしやすい話はザクザク出てくる。

 

ただこの充実した支援はそこに住めるだけの収入があるからこそ享受できる話なので、羨んでも仕方ないのだが。

 

子育てに適した街、と一言で言っても、家族ごとの生活スタイルによってだいぶ違うだろうし、どこがいいんだろうな。

 

またこれは地方出身のこじらせたコンプレックスなのかもしれないが、自分の子供をあまりオシャレすぎる街で育てたくない、というのもある。上京してから、何回かの引っ越しを経て、やっと自分の好きな街に住めるようになった・・・という自負があるからこそ、子供にも住みたい街があるなら自分の力で住むようになってほしいと思う。

 

こういう考え方をするあたり、私は東京という街をまだまだダンジョンのように攻略するものだと感じている節があるのだろうし、東京カレンダー的に、街を属性で判断する思考回路があるんだな。

 

tokyo-calendar.jp

 

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↑実際、ドラマ化もされた東京カレンダーの名小説、「東京女子図鑑」とか大好きだ。これに憧れて一時期三茶に住んだくらい。笑

 

こんな風に街を属性で判断する女なんて空っぽでミーハーだ、なんて批判もあるが、地方出身の人はこのドラマや小説に少しながら共感するところはあるんじゃないだろうか。

 

東京出身になる自分の子供は、東京をどんな風に見るんだろうな。


…ダメだな、何だか今日は、さっきまで「東京タワー オカンと僕、時々オトン」を見て号泣していたせいか、東京と地方みたいな話にちょっと感傷的になってしまっているみたい。

 

一旦は家を購入したし、しばらくは腰を据えて住むつもりだ。住めば都という言葉の通り、新しい街や新しい家も居心地のいい場所になるといいな。