産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

産休中の妊婦は夫のパンツの在り処を知らない

ラノベみたいなタイトルにしてみました。

 

引っ越しを一週間後に控え、ダンボールが積み上がってきている。

 

妊娠中の引っ越しって大丈夫なのか?と思っていたけど、赤ちゃんを迎える新生活を始めるにあたって準備するものはたくさんあるし、その一方で不要なものは片付けたほうがいいし、いいきっかけのような気がしている。

 

重いものや高いところのものは持てないので、無理をしてはいけないのだが。

 

自分自身上京して10年、使い続けてクタクタになった布団や、使っていないけどなんとなく保管し続けていた高校時代の部活道具など、断捨離を進めるいい機会になっている。

 

また、これまでお互い独立させていた、夫との生活道具も統合しつつある。

 

お互い一人暮らし同士だったので、一緒に住み始める際にはそれぞれ家具を持ち寄り、冷蔵庫や洗濯機、テレビなど重複するものはどちらか新しいものを持っている方のものを使うようにしていた。

 

しかし洋服や文具、本など、個人に所属するものはそれぞれ独立した保管スペースを保っており、そのまま一緒に住んでいたところだった。やはり同棲を始めた当初はどうなるかわからない、という思いも正直あったので、全てを最初からまとめてしまう気は起きなかった。

 

そのため我が家では、洗濯をした後はカゴに放置されたままで、お互いが自分の陣地に服を仕舞わないと片付かないままである。

 

だから私は夫がどこにパンツ類をしまっているのかを知らない。逆もまた然り。

 

引っ越すにあたって、文具や本などはもうお互い同じスペースに統合することになった。これまでは自分の漫画や写真アルバム、自分の卒業証書は自分のスペースに並べていたけれど、今後は私のものも夫のものも一つの本棚に並ぶ。

 

家の購入もあり、金融口座等もできるだけ見える化しようと統合を始めている。

 

これまではお互いの陣地を確保し、独立を保った上で、同棲、という感じだったけれども、なんだか引っ越しやら一連の作業を経てようやく家族として一体になりつつあるように感じている。(万一のことがあったらこれ仕分けし直すの面倒なんだろうな、と思ってしまう自分は冷たいやつなのか。)

 

それでも多分お互いの収納を把握するのが面倒なので、洋服は相変わらず統合しない。

 

思い返せば自分の実家では、幼い頃は大きな衣装棚がドンと置いてあり、父、母、私、弟、全ての下着は下着スペースに収納されていたし、上着やズボンなど、ジャンルごと収納場所が決まっていた。

 

個人の衣装収納スペースをもらったのは中学に入った頃だっただろうか。

 

子育てを始めるにあたって、自分の小さな頃はどんな生活をしていたかを思い出すことが多くなる。

 

これからも私と夫はそれぞれの独立した衣装スペースを持つ以上、子供にも独自の収納スペースを与え、自分自身で片付けさせるようにしていくんだろう。

 

ここのところ暇でポエムのような文章ばかり書いてしまうが、荷物を一緒にしちゃうのって、相手とこれからも歩んでいくことを覚悟した上じゃないとできないし、なんだかエモさがあるよね、というお話でした。

 

荷物が散乱した室内からは以上です。