産休備忘録

育児をなんとかサバイブしたい母親業初心者のブログ

産休中の妊婦と最近読んでいる育児エッセイ

今日は朝からお腹が張って痛く、ほぼ一日寝たきりになってしまった。

 

いろんな妊娠アドバイス本に「お腹が張ったら休んだり、続くようなら病院に行きましょう」と書いてあったけど、30週になるくらいまでイマイチ「張る」ってことがわからなかった。

 

今週から妊娠33週目だが、今ならわかる。普段ならポヨポヨしてるお腹がガッチリ固くなってきて、ピンと張り詰めた太鼓の皮みたいにチリチリして痛い。叩くといいと音がしそうな感じ。動き回りすぎると張ることが多いので、本当に無理をしてはいけない時期なのかも。

 

でも運動した方がいいとも言われるんだけどね。正解のバランスがわからん。今日は朝から張ってたのは何だったんだろうな…。昨日も大して動いてたわけじゃないんだけど。

 

一日寝ててもつまらないので、夜ちょっとお出かけして二冊本を買ってきた。

 

一冊目は、漫画「いつかティファニーで朝食を」の最終巻。

 

いつかティファニーで朝食を、は社会人になった頃からずっと追ってきたけど、ようやく完結。物語が始まった当初27歳だったまりちゃんも最終話では30代後半?になり、時の流れを感じる。この本に出てくる朝食屋さん巡りをするのが一時期好きだった。

 

 

二冊目は川上未映子さんの夏物語。

 

引っ越しを控えできるだけ本を増やさないようにしているのだが、川上未映子さんの出産育児エッセイ、「君は赤ちゃん」が面白かったので、作品を読んでみたいと思い、久しぶりにハードカバーの本を買ってしまった。

 

 

図書館で妊娠に関する本を片っ端から借りて読んでいるけどら川上未映子さんのこのエッセイは赤ちゃんや夫との距離感がカラッとしていて、読んでいて共感できる部分もあった。

 

文章を読む限り多分無痛分娩で有名な自由が丘の田中クリニックで出産されたのだと思うが、ひたすらマタニティエアロビを厳しく勧められて誤魔化すあたりの描写、面白かった。

 

出産エッセイはかなり作者の感性が色濃く出ると思う。スピリチュアルに走っていたり、逆に自然派に走っていたり、思い詰めていたり。

 

さくらももこの「そういうふうにできている」はいろんなところで紹介されているので妊婦なら手に取ることが多いと思うけど、あまりピンと来なかったな…。さくらももこは元々スピリチュアルな人だと思うけど、拍車がかかっていた。

 

妊娠・出産を経験すると、どの作家も人生哲学のようなことをやはり考えざるを得ないし、やはり人生の一大事件なんだなと。

 

男の人が書いた本だと、鈴木おさむの、「ママにはなれないパパ」が面白かった。どうして自分にはおっぱいがないのだろう、と悩むあたりが秀逸。自分の夫にもここまで育児に当事者意識を持って関わって欲しい。

 

明日も多分あまり出掛けられなそうなので引きこもりそう。ゆっくり本でも読もう…。